たったの10回。子供と過ごせる夏。

ある動画を見ていたとき、パパさんがこんなことを言っていました。

「子どもと過ごせる夏はたったの10回」

「思い切り楽しみたい」

その言葉を聞いて、ハッとしました。

子どもが成人するまで18年ある。

頭ではそう思っていました。

だから、まだまだずっと一緒に過ごせるような気がしていたのです。

でも、本当にそうでしょうか。

中学や高校で留学するかもしれない。

部活や友達との時間が増えるかもしれない。

小学校高学年になれば、親と過ごすより友達と遊ぶ方が楽しくなるかもしれません。

実際、そうだと周りからも聞きます。

そう考えると、「子どもと過ごせる夏」は思っているよりずっと少ないのかもしれない。

うちの上の子は現在8歳です。

もしその言葉が本当なら、もうカウントダウンは始まっています。

そう思うと少し寂しくなりました。

そして同時に、

「今しかできないことを大切にしよう」

と思いました。

どこどこに行きたい!

一緒に公園に行こう!

そんな言葉を言ってくれる時間も、永遠ではありません。

今しか共有できない時間があります。

そんなことを考えていた矢先のことです。

その日は仕事のことや、これからのことなど、頭の中がモヤモヤしていました。

少しだけ一人になりたくて、静かな部屋へ移動しました。

10分だけ。

頭の中を整理したかったのです。

すると、すぐに娘がやってきました。

「ママ、あそぼう」

ただそれだけの言葉でした。

でも私は、

「今は遊べない」

と少しきつく返してしまいました。

本当は分かっています。

こんな風に誘ってくれる時間も、きっといつか終わりが来る。

子供が巣立った後、この日に戻りたいと思うし、

きつい言葉で返事をした自分に「なんてもったいないことを…!」と

後悔したり、注意したりしたくなるのではないか。

それなのに私は、その貴重な時間よりも目の前のモヤモヤを優先してしまいました。

仕事ばかりを頑張っている場合じゃない。

今だけの時間を大切にしたい。

そう思う気持ちと、

それでも頭の中を整理したい気持ち。

子どもと向き合いたい気持ちと、

疲れて少し休みたい気持ち。

いろいろな感情が混ざり合って、自分でもどうしたらいいのか分からなくなりました。

そしてその日の夜、子どもたちを寝かせたあとに号泣しました。

最近の私は、仕事に100%近いエネルギーを使おうとしていた気がします。

でも今は、そういう時期ではないのかもしれません。

仕事も大切です。

でも、今しかない子どもとの時間はもっともっと、何よりも大切です。一番です。

どちらかを完璧にするのではなく、ほどほどでいい。

100点を目指すのではなく、まずは子どもたちと笑顔で過ごせる毎日を大切にしたい。

そのために、仕事は80点くらいとれれば十分!として、子供たちとニコニコご機嫌で向き合える

余白を残しておきたい。

動画の中の「子どもと過ごせる夏はたったの10回」という言葉は、私にそんなことを考えさせてくれました。

今年の夏もきっとあっという間です。

だからこそ、できるだけ一緒に笑って過ごしたいと思います。

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