毎日の家事や育児に追われていると、ふとした瞬間に余裕がなくなり、後から落ち込んでしまうことってありませんか?
先日、わが家で娘と過ごしていたときに、忘れられない出来事がありました。
おやつの「わらび餅」を嬉しそうに食べた娘。口の周りも手も、きなこだらけになっていました。
「手を洗っておいで。」
そう伝えると、娘は素直に洗面所へ向かいました。でも、ほんの数秒で戻ってきて「洗った!」と言うのです。
「あれ?そんなに早く洗えたの?」と思った私は、ついイライラも手伝って、
「本当?うそをつくなら、ママは一緒にいられないよ。」
そんな言葉を投げかけてしまいました。
今回は、この一言から深く反省した体験と、余裕がない毎日の中で「私が絶対に忘れたくないこと」についてお話ししたいと思います。
娘の姿を見て胸がぎゅっと締め付けられた理由
気になって洗面所へ様子を見に行くと、娘は一生懸命手を洗っていました。
さっきは使っていなかった踏み台を自分でわざわざ運び、蛇口に手が届くようにして、小さな手をゴシゴシ……。
3分ほど経って、ようやくピカピカになった手で戻ってきました。そして、少しぬれた手のまま急いで私のところへ駆け寄り、
「洗ったよ!」
そう言って、にこっと笑ってくれました。
でも、その笑顔はどこか私の顔色を窺うような、無理をしている笑顔に見えたのです。その瞬間、胸がぎゅっと締め付けられる思いがしました。
「ママは一緒にいられない」なんて怖い言葉をかけてしまったんだろう
幼い子どもにとって、今はまだ「ママが世界の中心」です。
(※9歳の長男は……今ではゲームの方が上かもしれませんが!笑)
だからこそ、私の発する言葉は、自分が思っている以上に重く大きな意味を持っています。
「ママは一緒にいられない」
そんな言葉を、小さな娘はどんなに恐ろしい気持ちで受け止めたんだろう。必死に手を洗って、無理に笑顔を作って戻ってきた娘を見て、言葉にならないほど深く反省しました。
こんなに真っ直ぐで純粋な心を不安にさせてしまった自分、追いつめてしまった自分が、とても情けなくなりました。
イライラすると、本当に大切なものを見失ってしまう
振り返ってみると、私は心や時間に余裕がないときほど、家事と子育てを同時に完璧にこなそうとしてしまいます。
- 「あれも終わらせなきゃ」
- 「これもしなきゃ」
頭の中が「やらなきゃいけないこと」でいっぱいになると、子どもに向ける言葉からどんどん優しさが奪われていきます。
でも、家事はあとからでもできます。
散らかっている部屋も、洗っていないお皿も、少しくらい後回しにしたところで誰も困りません。
それよりも、「目の前の子どもの心を傷つけないこと」の方が、何百倍も大切でした。
余裕がない毎日で、私が忘れたくないたったひとつのこと
今回の出来事で、自分の中にひとつ固く決めたことがあります。
「家事をすべて放り投げてでも、子どもの真っ直ぐな心と笑顔を守る」
もちろん、毎日完璧にできるわけではありません。余裕がなくてイライラしてしまう日も、怒りすぎてしまう日もこれから絶対にあると思います。
それでも、「あ、今の私、余裕がないな」と気づけたときは、一度バシッと家事の手を止めたいのです。
子どもは大人が思っている以上に、親の表情や言葉、空気を敏感に受け取っています。だからこそ、目の前の家事よりも、目の前にいる子どもを一番に大切にできる親でいたいと改めて思いました。
まとめ:失敗した日があっても、自分を責めすぎないで
子育てをしていると、夜子どもが寝たあとに「今日は言い過ぎたな…」と一人で後悔する日もありますよね。
でも、その「後悔」に気づけたなら、きっと明日は今日よりも少しだけ子どもに優しくなれるはずです。私はそう信じています。
もし今、同じように「今日は子どもにキツい言い方をしてしまった」と落ち込んでいる方がいたら、どうか自分を責めすぎないでくださいね。
私もまだまだ失敗ばかりです。完璧な親を目指すのではなく、子どもと一緒に少しずつ成長していけたらいいなと思っています。


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