髪を切ったら、子どもとの時間が増えた話

最近、髪を切りました。

胸のあたりまであった髪を、肩上の長さまでバッサリと。

私は髪の量が多いので、そのまま肩くらいの長さにすると、いわゆる「こけし」のようなシルエットになりがちです。

そのため長さだけでなく、髪の量もしっかり減らしてもらいました。

今回髪を切った理由はシンプルです。

子どもとの時間を増やしたかったから。

以前から、

「もっと子どもとの時間を大切にしたい」

と思っていました。

仕事もある。

家事もある。

やることは毎日たくさんあります。

時間を増やしたいと思ったとき、以前の私は何か新しい工夫を探そうとしていました。

家事を早く終わらせるために「時短術」を取り入れる、など。

それも大事です。

でも何かを増やすより、何かをやめる方が効果的なこともあるのではないか?

そんな風に考えるようになりました。

そして思いついたのがヘアスタイルでした。

お風呂では、

洗う。

流す。

トリートメントをする。

また流す。

お風呂上がりは、

子どもの着替えを手伝い、

保湿をして、

最後に自分の髪を乾かす。

たった数分かもしれません。

でも毎日のことです。

私は以前から、

「洗うのも乾かすのも時間がかかるな」

と思っていました。

ドライヤーをしながら子供に話しかけられたり、何かを頼まれたりして

中断したり、、、「待ってね」「ドライヤーが終わったらね」と声をかけて

10分以上待ってもらったり。。。

「この時間でもっと子どもを抱きしめたり、話を聞いたりできたらいいのに」

と考えることもありました。

そして夜になると、

「お風呂に入らなきゃ・・・」

と少し気が重くなることもありました。

ただ、実はなかなか切る決心がつきませんでした。

私は胸あたりまであるロングヘアが一番自分に似合うと思っていたからです。

一つ結びにした姿も好きでした。

だから、

「本当に切って後悔しないかな」

「似合わなくなったらどうしよう」

という不安がありました。

さらに、

「子どものために髪を切るなんて、自分を犠牲にしているのではないか」

という気持ちもありました。

子育て中だからといって、自分のおしゃれを諦めたいわけではありません。

だからずっと迷っていました。

でも、自分と向き合ってみると気づいたことがありました。

私はロングヘアそのものに執着していたのではなく、

「自分に似合うこと」

を大切にしていたのです。

それなら、髪が短くてもいい。

短い髪の中で、また新しく「私に似合う」を探せばいい。

そう思えるようになりました。

そして思い切って切った結果。

とても快適でした。

洗う時間が短い。

流す時間も短い。

乾かす時間も短い。

朝の準備もラク。

それだけではありません。

お風呂に入る前の気持ちまで軽くなりました。

以前は少し面倒に感じていたお風呂も、今はそこまで負担ではありません。

娘は、

「ママ、おそろいだね!」

と喜んでくれました。

一方で夫と息子は、

「切ったね」

と言ったくらいで、それ以上特に反応はありませんでした。

もっと大きな変化だと思っていたのは自分だけだったのかもしれません。

そして今。

私は短い髪の自分も気に入っています。

ボブにもショートにもいろいろな形があります。

これからその中で、自分に似合う髪型を探していくのも楽しみです。

今回髪を切ったことで感じたのは、

何かを手放すことは、自分を犠牲にすることではないということ。

本当に大切にしたいものを選ぶために、不要なものを手放すこともある。

私の場合は、それがロングヘアでした。

子どもとの時間を増やしたい。

毎日を少しラクにしたい。

そんな自分の気持ちに正直になって選んだ結果だったからこそ、満足感があります。

そして何より、

「自分で考えて、自分で決めた」

という感覚が自信につながりました。

これからも何かを増やす前に、

まずは手放せるものがないか考えてみたいと思います。

案外その方が、自分の大切なものに近づけるのかもしれません。

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